株をただ買い集める
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株式投資で老後資金を作るために、株を買い集める事を考えよう。
配当金目当てで株を買い、ただひたすらに株を買い集める。
つまり、
- 配当のある銘柄(株)を買う。
- 株が下がっても買う。
- 買った株は売らずに持ち続け、配当を受け取る。
ということだ。
老後に備えて貯金する代わりに、優良株を買い増す。
余分なお金があれば株を買う、ボーナスがあれば株を買う。
株価が上がっても買う、下がっても買う。
そしてその株を死ぬまで持ち続けて、配当を毎年受け取ろうということです。
もちろん、ただ買い進むといっても、様々なコツや注意点はありますが。
配当利回りを目安に、株数を増やす
老後の生活資金のために、株を買い集めると仮定すると、いくらくらいの株が必要になるだろう。
毎年受け取りたい配当金額を考えて、底から逆算して株を買い集めるとすると、いくらくらいの株が必要になるだろう。
たとえば配当利回りが5%の株で、毎年100万円の配当を受け取るには、およそ2,000万円分の株が必要になる。
毎年200万円の配当を受け取るなら、4,000万円くらいの株が必要ってことだな。
ただ最初から2,000万円の株を買わなくてもよくて、少しずつ買い足していけば良い。
また数十万円から始めて、株価が下がり始めたら売るなり、カラ売りヘッジして含み益を守りながら資産を増やしていくという方法もある。
株の値上がり益を元手に再投資して、少しずつ株数を増やしていくというのが、株式投資による利殖の王道だ。
ただそれには、株式投資の知識が必要で、最初はただ株を買い足しながら、学んでいけば良い。
株式投資の用語解説
カラ売りヘッジとは
カラ売りとは、株を借りて来て売るという方法だ。
先に売って、後日買い戻すことで、差額を利益にすることが出来る。
保有株(持ち株)の株価が下がり始めたとき、カラ売りすることで株価の値下がり分を補填することが出来る。
たとえば10万円の株が下がり始めて8万円になれば、2万円の含み損が発生する。
しかし株価が下がり始めたところで、同じ株数だけカラ売りしておけば、カラ売りの利益で含み損の埋め合わせが出来る。
因みにカラ売りをするには、「信用取引口座」をひらく必要があり、証券会社独自の審査がある。
ただネット証券会社では、金融資産が百万円くらいあれば、信用取引口座を開けることが多い。