銘柄(めいがら)と、証券コード
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老後資金のための株式投資。
ここからは株式投資の基礎知識についてまとめていこう。
株式投資には、株式投資独特の用語がたくさんあるので、最低限の用語だけは抑えておきたい。
まず株式市場で売買される企業の株は、「銘柄」(めいがら)と呼ばれる。
銘柄とは、取引する株や商品の名前のことで、ソニーだとかトヨタだとかいうのが銘柄名になる。
もちろん、ソニーと言っても、本社も子会社も関連会社もあるから、紛らわしい。
というのも、似たような名前の企業も多いし、グループ会社も似たような名前になるからだ。
そこで銘柄にはそれぞれ、証券コードという4ケタまたは5ケタの番号が振られており、電話注文の際には、企業名と証券コードの両方を使って注文したりする。
たとえば、ソニーの証券コードは「6758」だ。
一方、ソニーの金融部門のソニーフィナンシャルホールディングスは、証券コードは「8729」だ。
パナソニック(旧・松下電器)の証券コードは「6752」だが、パナソニック電工(旧・松下電工)の証券コードは「6991」だ。
株を買うには
現在、株を買うには、インターネットで注文をするのが主流だ。
最大手のN証券でも、Webサイトで注文が出来るし、楽天証券やSBI証券などのネット証券では、株式投資用のアプリツールがある。
日本株を買う場合は、証券コードの4ケタの番号を打ち込めば、該当の銘柄が出るので、あとは買いたい値段と株数を指定するだけだ。
売買手数料
株の売買手数料は、売買金額によって決まる。
ネット証券はほぼ横並びになっていて、2019年秋時点では、こんな感じだ。
ネット証券の売買手数料(1回あたり、または1日トータル)
10万円まで | 100円くらい、または無料 |
---|---|
20万円まで | 200円くらい |
30万円まで | 300円くらい |
50万円まで | 500円くらい |
100万円まで | 1,000円くらい |
以降、100万円ごとに | プラス1,000円ずつ |
このほかに、デイトレ割りと言って、一日の内に売買を1往復行うと、最初の取引のみ課金される割引制度もある。
売買手数料は固定ではなく、自分の売買スタイルに合わせたメニューから選ぶようになっていることが多い。