下落途中の株は買ってはいけない
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買ってはいけない株、次は「下落トレンド中の銘柄」だ。
下落トレンドというのは、株価がズルズル下がっている商状で、今日よりも明日、明日よりも明後日の方が株価が下がるといった状態のことだ。
こういう状態の銘柄は、何か問題があってさがっているため、どこかでドカーンと大きく下げる可能性が高い。
なので下落トレンド中は、ドカーンと大きな下げがあったしばらく後でないと、買いに入るのは危険だ。
こういうトレンドを見極めることが出来るようになると、資産株作りが捗るハズだ。
とくに株トレーダー達は、下がる株はさっさと株を売って現金化する。
騰がらない銘柄を持ち続けるより、騰がる銘柄に乗り換えたいので、騰がらない株にはさっさと見切りをつけて手仕舞う。
あるいはカラ売りをして、株価が下がる方に賭ける。
これによって下がっている銘柄の株価は、また下がるという悪循環に陥るのだ。
株価のトレンドと、資産株
上場株式は、平日は毎日売買されているため、株価は毎日変わる。
どういう風に変わるかは、大きく分けると、三つの局面に分類される。
それが次の三つだ。
株価の三つのトレンド
- 下降トレンド
- 上昇トレンド
- ボックストレンド
株価は需給で決まるため、不人気銘柄は通常、右肩下がりのダウントレンドになる。
買いたい人より売りたい人の方が多ければ、右肩下がりに下がっていくのだ。
配当が出ないような銘柄だと特にそうで、少し上がってもすぐに売りが出て、株価が上がらない。
それが分かっているから、株トレーダー達は、逆にカラ売りして下落で稼ごうとする。
配当が出る資産株の場合、株価が上がる速度よりも、株価が下がる速度の方が速いので、通常はカラ売りの方が儲かったりするのだ。
特に東証一部の売買代金総額が2兆円に達しないような閑散時には、買い手不足であるため、カラ売りの方が儲かる。
大きな資金を運用しているトレーダー達が、買いから売りに回ったら、そりゃ株価が上がるはずもないのでドンドン下がる。
こういう時期に株を買うのは、資産を減らす大きな原因になる。