ヘッジ

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株で老後のための資産を作る、次はヘッジ(hedge)の話。

 

資産株として手に入れた株の株価が、ドンドン下がっていった場合、どうすれば良いか。

 

資産株として買った時点では、予想配当利回りが5%くらいあったとしても、業績見通しの下方修正が出たら、株は売られてしまう。

 

株価が下がれば、予想配当利回りは高くなるはずで、そうなればどこかで買いも入って株価も下げ止まるかも知れないと、期待してもムダ。

 

というのも業績が下方修正されれば、配当も減ると予想されるので、予想配当利回りの計算も最初からやり直しだからだ。

 

こういう場合、悪材料が出た時点で、すぐにカラ売りヘッジをするのが常套手段だ。


カラ売りヘッジとは

ヘッジとは、英語で「生け垣、垣根、防止策」と言う意味だ。

 

株価が悪材料などで下がり始めたら、すかさず保有株と同数のカラ売りを入れる。

 

そうすることによって、株価が下がっても上がっても、含み益(または含み損)はそれ以上、増えも減りもしない状態にすることができる。

 

こうすることによって様子見して、トレンドがハッキリしたら次の行動に出るのが、カラ売りヘッジということだね。

 

下落トレンドがハッキリしたら、株を手放してカラ売りだけにしても良いし、カラ売りを増やすという方法もある。

 

株トレーダーの相場師朗(あいばしろう)さんは、売りと買いの数のバランスを調整して利益を上げる「うねり取り」という手法を指南されているが、株価が下がり始めたら、とにかく「売り」で資産を守らないといけない。

 

カラ売りヘッジが良いか、ナンピンが良いか

 

それなら、株価が十分に下がった時点で株を買い増しして、ナンピンで平均購入単価を下げれば良い、と言う考えもある。

 

ただ、ナンピンして平均購入単価を下げても、それは現在の株価よりも高いままなので、含み損はさらに増える可能性があり、ハイリスクだ。

 

そのまま下落トレンドに入ってしまえば、ナンピン買いは含み損を膨らませる超特大悪手になってしまう。

 

それなら取りあえず買いと同数のカラ売りを入れて、それで様子を見た方が良い。

 

毎日毎日、含み損が膨らんでいくのを見ると、嫌になっちゃうしね。

 

もちろん、株価が下がったら、全部売り払うというのもOKだ。

 

ただ資産株として期待して手に入れているわけだから、常に株価をウォッチして、下げ止まって上がり始めたところを捉える方が賢明だ。

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