景気と株価の行方を占う方法記事一覧

アメリカの景気の良し悪しを表す指標は、いくつもある。だが一番重要視されているのは、毎月第一金曜日にアメリカ厚生労働省が発表する「米国雇用統計」だ。米国雇用統計では、「失業率」、「非農業部門雇用者数」、「週労働時間」、「平均時給」、「建設業就業者数」、「製造業就業者数」、「金融機関就業者数」などの10数項目の指標が発表される。この中で注目されるのは、「失業率」と「非農業部門雇用者数」の二つだ。農業部...

新規失業保険申請件数(The number of new unemployment insurance application)は、雇用関係の先行指標として注目されるアメリカの統計だ。米国経済、すなわちアメリカのGDPの7割は、個人消費で構成されているので、個人の懐具合は景気を大きく左右する。個人の懐具合は、雇用者数や賃金率で大きく変わるので、雇用統計の善し悪しは、株式市場にも毎月大きな影響を及ぼ...

資産株を買うタイミングは、いつがベストなのか。株価水準で言うと、不況下で株価が底値圏にある頃がベストで、底値株を上手く拾えれば、上手く行けば投資利回り10%も夢ではない。たとえば菅直人民主党政権で、日銀によるETF買いが始まったのが2010年11月。この時から大企業の株を資産株として少しずつ買い集めて持ち続け、現在利回り3%以上あれば、当初の株価で計算した利回りは10%以上になっているはず。株価も...

投資利回り10%に成長する資産株が掴めるチャンスは、不況時だ。不況時というのは、簡単にはモノが売れないので、企業はあの手この手を考えて努力する。それでもダメな企業は倒産したり、他企業の子会社に落ちぶれたりする。そんな中で、しっかりと売上げを作ることが出来た企業は、景気回復局面で大きく業績を伸ばす。