資産株は、東証一部銘柄に限るべき?

資産株の銘柄は、東証一部銘柄に限るべきか。

 

まず東証(東京証券取引所)に上場されて我々が売買できる銘柄は、次の4つのカテゴリーに分類されている。

  • 東証一部
  • 東証二部
  • 東証マザーズ
  • JASDAQ(ジャスダック)

実はこのほかにも。トウキョウ・プロ・マーケットと呼ばれる銘柄もあって、5カテゴリーある。

 

東証一部と東証二部は、東証の本則市場(ほんそくしじょう:メインマーケット)だ。

 

マザーズやJASDAQは新興市場と呼ばれ、特にマザーズは本則市場への腰掛け的な位置づけだ。

 

またプロマーケットは、法令で定められた投資家しか参加できない市場で、上場企業数も20前後しかないので、我々には殆ど関係が無い。


 

本則市場と、指定替えとは?

東証一部市場と、二部市場は、東京証券取引所のメインマーケットであり、有名な上場企業は、ほぼこのどちらかの市場に上場している。

 

一部市場と二部市場の違いは、株主数、流通株式数、流通株式時価総額、時価総額、売買高などといった条件で区別されている。

 

二部市場銘柄でも、企業が大きくなれば一部市場に昇格する。

 

また一部市場銘柄でも、赤字が続いて債務超過になった場合は、二部市場に降格する。

 

債務超過に陥った東芝やシャープも、二部市場に降格したね。

 

二部市場に降格しても、条件さえ満たせば、また一部市場に再昇格することもある。

 

こういう風に市場を変更することを、「指定替え」と呼ぶ。

 

東証一部と二部 上場基準の違い
東証一部 東証二部 備考
株主数 2,200人以上 800人以上
流通株式数 2万単位(200万株)以上、かつ、上場株式数の35%以上。 4,000単位(40万株)以上、かつ、流通株式時価総額10億円以上、かつ、上場株式の305以上 流通株式とは、大株主や役員などが持つ流通しない株式以外の株のこと。いわゆる浮動株とほぼ同じ。
時価総額 250億円以上(※) 20億円以上 ※いきなり一部へ上場する場合は、見込みで40億円以上。
事業継続年数 3年以上 左に同じ 取締役会などが機能し始めてからの年月
純資産の額 連結純資産が10億円以上、かつ、単体純資産がマイナスでないこと。 左に同じ
利益額、または時価総額 最近2年の利益が5億円以上、または時価総額500億円以上で前年の売上げ高が100億円以上 左に同じ 赤字では本則市場に上場できない。
その他 虚偽記載、不適正意見などがないこと、等々 左に同じ

 

新興市場とは

東証マザーズとジャスダック(JASDAQ)市場を併せて、新興市場と呼ぶ。

 

東証マザーズでは、上場後10年経つと、一部市場か二部市場に指定替えすることになっており、本則市場への腰掛け的なマーケットになっている。

 

一方、ジャスダックは「スタンダード(JQS)」と「グロース(JQG)」と言う区別があるが、特に本則市場への指定替えの規則はない。
そのため、ジャスダック銘柄として10年以上存在する銘柄もある。

 

というのも元々ジャスダックは、日本のNASDAQとして独立した新興市場として誕生したのだ。

 

そしてその後、大阪証券取引所に吸収され、大阪証券取引所が東京証券取引所と合併してJPXとなった時、ジャスダックも東証の市場になった。

 

マザーズとJASDAQ 上場基準
上場基準 東証マザーズ ジャスダック(スタンダード) 備考
株主数 200人以上 200人以上
流通株式 流通株式数2,000単位(20万株)以上、流通株式時価総額5億円以上、流通株式比率25%以上 流通株式時価総額5億円以上、 流通株式とは、大株主などの固定株主の株式数を除いた株式。いわゆる浮動株に近い。
上場時時価総額(見込み) 10億円以上
純資産額 2億円以上 ジャスダックグロースは、プラスであれば良い
利益または時価総額の規定 最近1年の利益が1億円以上、または、時価総額50億円以上 ジャスダック・グロースは、特になし
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