NHK特集を見ていたら、花粉症やアレルギー体質というのは、免疫グロブリンのIgEというやつが原因だそうだ。
十年くらい前に私が調べたところによると、免疫にはいろんなタイプがあって、寿命が一週間ほどのモノ、一ヶ月くらいのモノ、など、4つくらいの種類が人間にはある。
ただしそのウチの1つがIgEで、これはもうアレルギーを引き起こすだけのモノだと読んだ。
というのもこれは、花粉やハウスダストのようなモノに接すると、一気に免疫物質(抗体)を放出し、それが身体のあちこちを刺激して攻撃するからだ。
ところがこの抗体、元々は寄生虫や吸血ダニに対抗するための抗体だったそうだ。
番組によると、ほ乳類というのは地上に上がったとき、こういう寄生虫や吸血ダニのようなモノに取り囲まれていたらしい。
そしてそれに対抗するために、ほ乳類だけに新たな免疫機構が備わって、それがこのIgEなんだという。(そう言えば、ニワトリのタマゴには、これの替わりにIgYというのがあるんだったっけ。)
なので、寄生虫やダニがやってきたとき、血液中にIgE抗体を瞬時に放出し、寄生虫やダニにそれを吸わせるんだそうだ。
そうすると寄生虫やダニは嫌がったりショック死したりして、人間に近づかなかったり、離れたりすると言うことらしい。
1歳になるまでが勝負
で、このIgE抗体、どうやってできるかというと、1歳になるまでの間に、できるらしい。
というのも、生まれたての頃は、この抗体を作る細胞はまだ未分化で、何に対応するかという役割はまだ決まっていないらしい。
で、ココでいろんな外部のモノと接触し、その環境に適応できるように、比率が変わっていくらしい。
すなわち、周囲に寄生虫やダニなどが多かったら、それに対応する細胞が増え、逆に花粉やハウスダストが多ければ、それに対応する細胞が増えてしまうんだという。
で、アレルギー体質になる比率が低いモンゴルの遊牧民や、ドイツの農村の子どもたちの生活を調べたところ、なんと牛などの糞に接して育った子どもは、花粉症になりにくいんだとか。
というのも、牛の糞にはエンドトキシンとかいう最近の死骸から出る物質がたくさん含まれていて、これを吸い込むことによって細菌に対抗するためのigE の割合が増え、花粉やハウスダストに反応する免疫細胞の割合が減るんだとか。
逆に、そう言うモノを吸い込まずに育った子どもは、花粉やハウスダストに反応する免疫細胞の割合が多くなって、そう言うアレルゲンに接したときに大量に抗体を血液中に放出し、おかげでアレルギーが起こってしまうんだと。
稼げるネタ
ここで、稼げるネタだ。
ということは、子供が生まれたときに、こういうモノを部屋に置いておけば、子どもは花粉症などのアレルギーに悩まされる確率が減るってことになる。
要するに、牛や羊の糞を置物に入れたりして飾っておけば、その環境で育った子どもはアレルゲンに反応しにくくなるわけだから。
牛や羊の糞を部屋の中においておくのは確かにちょっと不潔だけれど、衛生状態が良すぎた環境で赤ん坊を育てた結果が、花粉症やアレルギー喘息を引き起こしやすい体質を作ってしまうわけだから、仕方がない。
そこはいろいろ考える必要があると思うが、でも、親が花粉症に悩んでいるのなら、そういうグッズも売れるはずだね。
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